大倉陶園　後に大倉陶園社長になられた百木春夫氏の作品です。使用はしておりませんが、何度かだして鑑賞いたしました。普通の家庭保管です。シェードと本体別梱包になります。共箱はありません恐れ入りますが、大変神経質な方は購入を為さらない様にお願い致します。印刷物はコピーでよろしければ同送いたします定価　330000円(大倉陶園展の図録掲載)全国統一価格　皇室御用達大倉陶園の製品は、[セーブルのブルー]　　[オオクラのホワイト]という言葉で賞賛され、色の白さ磁器質の硬さ肌の滑らかさは他の追随を許さず　日本における最高級品と賞されるほど高い評価を得ております。皇室御用達を始め、日本国迎賓館食器などに使用されております。大倉陶園設立美術陶器工場是は　利益を期して工場を起す事出来ず。寧ろ道楽仕事につき一人の独業として他に迷惑を掛けぬ趣向でなければ思う様な道楽はできぬ。依て他に関係なく独立にて作るを良とするものなり。全く商売以外の道楽仕事として、良きが上にも良き物を作りて　英國の骨粉焼　佛國の[セーブル]　伊國の[ジノリー]以上の物を作りだし度し。既に蒲田に一萬三阡坪許りの地を買入れたるにつき、此地に工場と共に別荘の如き見本場を作り、花壇も作り、工場からして美術の工合に作り度き事、此事は万事和親に任せ、日野氏に来って園案設計を始める。大正七年七月十七日大倉孫兵衛手記時年七十六歳